子どもに対して怒って行動を変化させる「外的コントロール」は、その場限りの統制で、本人の中に残らないで、意味がないですよと伝えております。
「理屈は分かるけれど、じゃあどうしたら良いのか?」
という質問に答えてくれるページが出てきましたので紹介します。
クラス全体がザワザワと騒がしくなって、話を聞かなくなってきたら「静かに!」「話を聞きなさい!」というよりも、ちゃんと前を見て話を聞いている子をピックアップし、「おっ!みんな見て、〇〇はえらいね。ちゃんと静かに話を聞いてるわ!」と褒めると、不思議と他の子どもも真似して静かに話を聞く姿勢に戻るそうです。
その行動をしてはいけない理由を教えるのに効果的なのが、「子どもに質問をして、自分で考えさせる」こと。
例えば危険な場所に登っている子どもに、「高いところに登っちゃだめよ!」と一方的に注意するのではなく、先生「ここに登ったら危ないよ。どうしてかな?」(必要であればヒントを出しながら)….
心から納得すれば、子どもはすぐに行動を変えてくれます。
そのへん、大人と比べてシンプルですね。
山本五十六の名言
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
参考:https://ferret-plus.com/2622
とありますが、これも結局は、心から納得してもらって、主体的な行動に変化させなければ、いけないということでしょう。
人の教育は奥が深いと感じさせられます。
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