以前に、プレゼンツール調査まとめで取り上げたReveal.jsですが、実際に使ってみましていろいろと詳しい使い方が分かったので、まとめます。
何より、子供向けにプレゼン資料を作成するときにルビをふる作業がパワーポイントを使うケースと比べ格段に楽になります。ぜひ活用下さい!
サンプルを見る
https://revealjs.com
ここにすべてのケースが見れますので、確認しておくと良いかと思います。
基本は、HTMLですので、HTMLでできることは何らかの方法で実現可能です。ルビ振り、音声再生、動画再生、youtube埋め込み、…..など
ちなみにプレゼンするときは全画面表示にすることでHTMLでやっていること自体も隠せます
ダウンロード
https://github.com/hakimel/reveal.jsからダウンロードします。一旦ダウンロードしてしまえば通常の利用にはインターネットにつなぐ必要はありません。
マークダウンで記載する
通常、以下の <section> タグ内に記入します
<body> <div class="reveal"> <div class="slides"> <section> <!-- ここに記入 --> </section> </div> </div> </body>
ですが、ここはMarkdown形式で記入したいところですので、上記のsectionタグ部分を例えば以下のようにします。これで、—を行頭に書くことでスライドの区切りとなります。>>>を行頭に書くとバーチカルの区切りとなります。
<section data-markdown="" data-separator="^---$" data-separator-vertical="^\n>>>$"> <script type="text/template"> <!-- ここに記入 --> # タイトル ## サブタイトル </section> </script> </section>
背景を指定
文字だけでなく、背景を指定するには以下のようにします。通常のHTMLで記載する場合と、Markdownでの場合を両方書いておきます。
<section data-background-image="image/example.jpg" data-background-size="100%" > <!-- ここにページ内容 --> </section>
<!-- .slide: data-background-image="image/entrance.png" --> <!-- .slide: data-background-size="100%" -->
展示会場などでずっと表示し続ける
自動ページめくりや、最終ページに行ったら最初のページに戻すことも簡単です。
まず、一番うしろに以下のような記述がある部分があります。
デフォルトだと、抜けている部分も多くあるかと思います。
<script> // More info about config & dependencies: // - https://github.com/hakimel/reveal.js#configuration // - https://github.com/hakimel/reveal.js#dependencies Reveal.initialize({ dependencies: [ { src: 'plugin/markdown/marked.js' }, { src: 'plugin/markdown/new_markdown.js' }, { src: 'plugin/notes/notes.js', async: true }, { src: 'plugin/highlight/highlight.js', async: true, callback: function() { hljs.initHighlightingOnLoad(); } } ], history: true, width: "100%", height: "100%", autoSlide: 4000, autoSlideStoppable: false }); </script>
この中で、 autoSlide:””, という部分を加えると自動的にページめくりがなされます。単位はミリ秒ですので、4000とすると4秒となります。
また、ページによって長く表示させたいページがあるかと思います。この場合は、ページの属性に以下のように設定します。
<section data-autoslide="2000">
もしくは
<!-- .slide: data-autoslide="2000" -->
最終ページには以下を入れておき
以下のようなプログラムをscriptタグに記載しておけば、最終ページに行ったら、トップから表示してくれます。これで自動スライドショーが可能です
Reveal.addEventListener('last_page', function() {
Reveal.slide(0);
});
映像ページは再生している間は自動でページが変わらないようにする
以下のようなページを用意しておきます<!-- .slide: data-autoslide="0" -->
<!-- .slide: data-state="videopage" -->
<video id="video_v" src="movie/sample.mp4" controls="controls" width="300" height="150"></video>
これについて、以下のスクリプトで制御します
<script>
Reveal.addEventListener('videopage', function() {
var v=document.getElementById("video_v");
v.currentTime=0;
v.play();
v.onended = function(e){
Reveal.next();
};
} );
</script>
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