読んだ本

    疲労回復の話

    📗 読書記録:『眠れなくなるほど面白い 図解 疲労回復の話』

    「しっかり寝たはずなのに、体が重い……」 そんな悩みを科学的なアプローチで解決してくれるのが本書です。単なる根性論ではなく、脳や腸の仕組みから「疲れの正体」を解き明かしてくれます。

    💡 核心的なアイディア

    「疲労は『脳』で起きている。自律神経を整え、脳を物理的に休ませることこそが真の休息である。」

    📝 本書のハイライト:ここが「効く」ポイント!

    1. 脳と腸はつながっている(脳腸相関)

    驚くべきことに、幸福感をもたらす「セロトニン」の約9割は腸で作られます。腸内環境が悪ければ、メンタルも疲れやすくなるということ。善玉菌を味方につける食生活が、実は最強の疲労回復術なのです。

    2. 「すぐ寝落ちする」は、実は危険信号?

    「布団に入って即気絶するように眠れる」のは、健康ではなく極度の疲労状態です。理想は10分ほどかけて自然に眠りに入ること。また、いびきをかいている間は脳がフル稼働して酸素を送っているため、全く休めていないという事実に衝撃を受けました。

    3. 脳を物理的に「冷やす」と「守る」

    冷却: 脳の温度を下げることが質の高い睡眠のカギ。

    防衛: 目から入る紫外線や強い光は、脳に大きなストレスを与えます。サングラスは、ファッションではなく「疲労軽減の必須アイテム」です。

    4. 疲労回復に効く「最強の食材」リスト

    1. イミダペプチド: 鶏むね肉(渡り鳥が数千キロ飛べる秘密の成分!)
    2. クエン酸: レモン、梅干し、お酢
    3. EPA & DHA:サバ、イワシ、サンマ、マグロ
    4. リコピン&カロテン: トマト、ブロッコリー、人参、かぼちゃ

    🧠 考察:デジタル時代に「ゆらぎ」を取り入れる

    本書を読んで最も印象的だったのは、**「自然のゆらぎ」**の大切さです。 森の中やモーツァルトの音楽に含まれる「1/fゆらぎ」は、脳を深くリラックスさせます。

    デジタルに囲まれた生活の中で、どうやってこれを取り入れるか?

    窓を開けて自然の風を通す

    サーキュレーターで室内の空気を動かす

    こうした、ちょっとした「空気の揺らぎ」を作るだけでも、脳の緊張をほぐすスイッチになる。これなら今日からでも実践できそうです。

    Mar 22, 2026
    読んだ本
    疲労回復の話

    『春宵十話』岡潔 —「情緒」を失った現代人が取り戻すべき「沈黙」とは

    🧭 読書の動機・背景

    幼児教育に携わる者として「今こそ読んでおくべき一冊」として薦められ手に取ったのですが、実に奥深く、岡博士の日本の未来を憂う気持ちが痛く感じさせれた一冊となりました。

    💡 核心的なアイディア

    自然が人間に差し出してくれるものを上手に受け取るための心構えが「情緒」であり、それこそが正しく美しい生き方の土台である。

    📝 本書の要点と考察

    1. 「百姓」としての数学、情緒という通路

    岡博士は、数学を「無から有を創る」営みとして、百姓(農耕)に例えます。

    • 数学者 = 百姓: 種をまき、自然の理の中で育てる。オリジナリティは「無から生み出す」ことにある。
    • 物理学者 = 指物師: 既存のものを組み立て、加工する。
    • 現代の危機: 指物師やコンピュータ的な「組み立てる思考」が支配的になり、自然から何かを受け取るための「情緒の通路」が失われている。

    人間は今一度、百姓に戻って本物の数学、まっとうな経済をやるべき。情緒の構造があるところにこそ、本物が存在する。

    2. 「3S」の警告と「主体性の逆転」

    スポーツ、セックス、シネマの3つのSがいけない。 外の物が感覚から入って人の感情を支配する。セックスは人の高尚のものは大脳の上の部分にあるのに、下の部分ばかり働くから。スポーツは、知覚作業がよく働かねばならないのに、運動作用がよく働く。つまり、3つとも方向が反対なのであって、これらを流行させれば知的には無力になる。大変なときにオリンピックを持ってきた。

    「主体性の逆転」を危惧す。本来、人間の叡智や情緒(内的なもの)が外界を律するべきなのに、外界の刺激が受動的な感覚を通じて脳を支配し、人間を「刺激に対する反応機械」に変えてしまうことへの警鐘でした。

    60年前の警鐘は、現代においてさらに深刻な形で的中しています。博士が危惧した「3S(スポーツ、セックス、シネマ)」による知的無力化は、現代のデジタル環境に形を変えて浸透しています。

    現代版「3S」によるハック

    • スクリーン(Cinemaの進化): スマホという「24時間、手のひらの中のシネマ」が知覚を支配。
    • 短尺動画(SNS): 数秒おきの刺激が、感情を外側から強制的に操作する。
    • ドーパミン・ループ: 脳の「下の部分(報酬系)」を叩き続け、熟考を妨げる設計。

    比較表:情緒の働き vs 現代社会

    項目 岡潔の理想(情緒の働き) 現代のデジタル社会
    方向 内から外へ(創造・統治) 外から内へ(受動・消費)
    中心 深い情緒、大脳の上部 瞬間的な快感、大脳の下部
    状態 静寂、熟考 喧騒、マルチタスク

    3. 「沈黙の回復」という処方箋

    外からの刺激に反応するだけの「反応マシン」にならないために必要なのは、「沈黙の回復」です。それは単なる静寂ではなく、「反応ではなく熟考する人」になるための意識的な遮断を意味します。

    Mar 16, 2026
    読んだ本
    『春宵十話』岡潔 —「情緒」を失った現代人が取り戻すべき「沈黙」とは

    「学力は『ごめんなさい』にあらわれる」を読んで。

    ことばは思い通りに伝わらない――ことばが持つ意味と価値を正しく理解し、聞く・話す・書く・読む・解くの5つの技能を見つめ直すことで、より高い学習能力とコミュニケーション能力を身に付けるヒントを示す1冊。 こんな人はズレているかもしれません‼ …

    Nov 10, 2024
    教育読んだ本
    「学力は『ごめんなさい』にあらわれる」を読んで。

    『夢中を仕掛ける「教えない」授業』を読んだ

    「教えない授業」の本は多数ありますが、本書はとても実践的で授業イメージが容易に湧いてくる本です。

    Sep 28, 2023
    読んだ本
    『夢中を仕掛ける「教えない」授業』を読んだ

    書くことが好きになれば毎日が楽しくなる~『書く習慣』を読んだ

    思わず引き込まれたことば。

    中学、高校と耐えて、挙句の果てダメ出しされるという不条理。社会人でも同様にいろいろとある。でも今はそういう時代でもなく。アウトプットしていかないと何もしていないと同じと見なされる。そんな時代にどうしたら良いのか?の一つの答えを提示してくれる本です。

    Sep 18, 2023
    読んだ本
    書くことが好きになれば毎日が楽しくなる~『書く習慣』を読んだ

    『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』

    本物の教養

    Aug 26, 2023
    読んだ本

    「量子力学的願望実現の教科書」

    あなたはどこから来たのか?なぜここにいるのか?これからどこへ行くのか?これらに明確に答えられますか?

    ロイス・クルーガー:7つの習慣の研修プログラムを世界に広めた伝説のコンサルタント「8つの鍵」の著者

    考え方の範囲が狭いとか、いろいろと感じることはあるのですが、斬新な切り口で、ビジョン実現の方法を記載しています。内容はともかく、「楽しく」読み切る事ができる一冊です。
    以下が帯に記載されている願望を実現する11の法則です。

    目に見える世界、見えない世界を様々な角度から捉えて説明しています。顕在意識と潜在意識、物体(粒)と波動など。この目に見えない世界の意識、イメージ、思考を認識することで現実化させようというアプローチです。

    この「見える世界」「見えない世界」をより大きな視点で捉えて、神と被造物の関係性といった観点で捉えていけばより説得力のある内容なのに勿体ないなぁと思えます。物事を横的に捉えては薄くなってしまいます。

    南の状態(可能性領域)で意識があるモノや出来事を認識すると、可能性であったそのモノや出来事は可能性領域から物理世界に出現します

    ハイゼンベルク(ドイツの物理学者・不確定性原理の提唱者)

    物事が具現化するプロセスを以下の5つのステップとして、このプロセスを繰り返すことで理想を現実化しているとしています。
    ステップ1:意識を向ける
    ステップ2:イメージが湧く
    ステップ3:思考が働く
    ステップ4:具体的な行動が明確になる
    ステップ5:行動する

    法則1:【引き寄せの法則】波動が変わると現実が変わる
    法則2:【思考の法則】イメージしたことは現実になる
    法則3:【言霊の法則】言葉の力を使うと願望が具現化する
    法則4:【決断の法則】大きな決断をすると人生は大きく変わる
    法則5:【行動の法則】行動しない限り現実は何も変わらない
    法則6:【焦点の法則】一点に集中すると願望実現が加速する
    法則7:【影響力の法則】付き合う人が変わると自分も未来も変わる
    法則8:【陽陰の法則】ネガティブを受け入れるとすべて大丈夫と思える
    法則9:【エネルギーの法則】与えたエネルギーは全方位から返ってくる
    法則10:【中庸の法則】バランスよく生きると運も幸せも増幅する
    法則11:【目的の法則】人生の目的が明確になると願望実現が加速する

    May 29, 2022
    読んだ本

    国語の授業でよく「登場人物の気持ちになってみよう」という指導方法は明らかに間違っています

    なかなか、キャッチな内容から始まる本書ですが、いろいろと調べてみても、日本の国語の教育は、海外の国語の授業と比べてもかなり、論理性よりも、叙述的なものを重視しているように感じます。ですので、たまに、学校の試験問題などを著者がやってみても正答できなかったりと、笑えない事実もあったりします。

    Jan 3, 2021
    読んだ本

    「言葉にできるは武器になる」株式会社電通 梅田悟司著 日本経済新聞社刊を読んだ

    日頃、頭だけで考えて、パンクすること多々ある中、この本は理論と具体例で非常に有益でした。今日から使えるノウハウ満載です。

    Jan 2, 2021
    読んだ本

    『頭のよさはノートで決まる超脳内整理術』斎藤孝を読んだ

    決して新しい本ではなく、本棚から引っ張り出して読み直した本だが、改めて読むと深い理解が得られたように思う。
    自分がいろんな経験をしてきた証拠なのかもしれない。

    高校までは基本的に板書を写すことしかしない。またノートは番所を写すものだと思っている人が多い

    実際、これまで小学生から大学までの6+3+3+4=16年間学校に通って、ノートの書き方を指導されたことはほぼない。
    ましてや、ノートの活用法については、意識すらできていなかったように思う。
    これ、学生のころから意識的に実施していれば、どれほど深い造詣ある人に仕上がるのだろうか?とも思えてくる。

    すらすらと読める本ですので、一読の価値ありです。

    第一章 頭の良さはノートで決まる!
    第二章 ノートはビジネスパーソンの必須スキル
    第三章 頭と心がスッキリする齋藤式ノート術全公開
    第四章 仕事のスキルを上げるノートのとり方
    第五章 セミナー・勉強に役立つノートのとり方
    第六章 心が軽くなるノートのとり方
    第七章 アイデアがどんどん出てくるノートのとり方

    『頭のよさはノートで決まる超脳内整理術』

    Dec 14, 2019
    読んだ本

    ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」

    タイトルのとおり、2015年イングランドで開催された第8回ラグビーワールドカップにて、南アフリカに歴史的勝利を収めた選手たちを陰ながら支えたメンタルコーチの荒木香織氏の書。

    Jul 21, 2019
    読んだ本

    『内向型を強みにする』

    世の中の75%は楽天的で活発な「外向型人間」。一方、残りの25%の「内向型人間」といえば、大勢の人が苦手、外に出ると疲れやすく、考え過ぎるタイプで、とかく肩身が狭くて、「なんとか自分を変えようと思いがち。

    Oct 8, 2018
    読んだ本

    どんなときも自分の頭で考えること

    何気なしに、アマゾンプレミアム無料本として読んだナポレオン・ヒル著『悪魔を出し抜け!』。
    悪魔との一問一答が掲載されており、数時間引き込まれるように読了した。

    1930年代に書かれた「思考は現実化する」は、様々な形で翻訳され、今なお多くのヒントを与えてくれるが、この本はその本質に迫る内容が書かれている。

    「常に自分の行動を明確に把握し、中途半端にものを考えたりしないこと。何事も明確に決定していくという習慣をつけること」「明確な目標を持つことは、人間をあらゆる悪行から救う」という。
    最近は、日経SYSTEMSを読んでいても、「こんなエンジニアはいらない」などという見出しが登場する。自ら考えない、言われたことをやるだけの時代は、AI技術の普及に伴い完全に終了しそうだ。

    中には「学校教育制度を改良するためにすべきことを全部リストアップし、詳細に説明してください」という質問もあり、これが書かれていた当時、1938年に書かれていたことも驚くべき内容。

    Aug 15, 2017
    読んだ本

    集中力とは、少ない時間で大きな成果をあげる能力

    親が幸せになれば、子供が伸びる。子供が伸びる国は反映する

    家族とすごす時間を大切にするワークライフバランス

    など、本来的な生き方を取り戻せ、自分の生きる軸が、会社に依存しすぎていないか?を改めて考えさせられる一冊。

    Aug 19, 2016
    読んだ本

    『負けない作法』帝京大ラグビー部岩出雅之監督

    大学選手権7連覇を成し遂げた帝京大ラグビー部の特集を見ました。
    そこでは、決してその場かぎりのスキルではなく、たまたま良い学生が揃っていたわけでもなく、ベースとなる文化があることが分かりました。詳しく知りたくて購入した本がこちらです。

    負けない作法 | 岩出 雅之, 森 吉弘 |本 | 通販 | Amazon
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    これによると
    帝京大学ラグビー部では、最上級生である4年生がほうきや雑巾を持って駆け回り、食事の支度や片づけなどで、いつも忙しい。合宿最終日の打ち上げなどでも、4年生がもっとも場を盛り上げることを求められ、毎年、工夫をこらした出し物で、後輩たちを笑わせているという。

    なぜか?
    通常のイメージでは新入社員が一生懸命頑張って、4年生の世話をする。ところが、ここでは違うといいます。

    加えて、私は選手たちに猛烈に考えさせますから、頭も相当に使う。最初は、そこについていくだけで精一杯で、自分の置かれている環境にはすぐには気づきません。

    Mar 17, 2016
    読んだ本

    コーチングのプロが教える「ほめる」技術を読んで。

    機能するチームをつくるために、一人ひとりをしっかりと理解していかなくては!と思い購入した本。

    Aug 16, 2014
    読んだ本

    『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』を一気読み

    この類の本、ついつい買って読んでいますが、この本からも学ぶことはたくさんありました。
    とくに、第5章の中、「完璧主義者のくせに、どうして遅刻するのか?」はズバリな感じでした。

    May 25, 2014
    ライフハック読んだ本

    『山本五十六のことば』に学ぶ

    やって見せ
    説いて聞かせて
    やらせてみ
    讃めてやらねば
    人は動かぬ

    で、よく知られる連合艦隊司令長官の山本五十六ですが、劣勢な日本海軍が、如何に互角以上の戦いができるかを真剣に考えて実行した日本人。
    改めて、この本をみながら、この精神を学び、この偉人に続くべきと感じさせられた。

    男の修行
    苦しいこともあるだろう。
    いいたいこともあるだろう。
    不満なこともあるだろう。
    腹の立つこともあるだおう。
    泣きたいこともあるだろう。
    これらをじっとこらえてゆくのが
    男の修行である

    さらに、志を感じる言葉として

    衣食住のことで文句を言うんじゃない。とるに足らないことだ。男子には大目的を貫徹することが一番で、それ以外は枝葉末節だ。

    自らの命すら、未来のために捧げる魂のようなことばも。

    俺が殺されて、国民が少しでも考え直してくれりゃぁ、それでもいいよ

    越後長岡が産んだ先輩の精神に続いていきたいと感じます

    May 5, 2014
    読んだ本